尾道市社会福祉協議会と、NPO法人広島こども食堂支援センターとが主催した『こども食堂フォーラム』に、参加してきました。
このフォーラムには、こども食堂を始めてみたい、ボランティアしてみたいなど、こども食堂に興味や関心がある方、およそ30名が参加しました。

冒頭、NPO法人広島こども食堂支援センターの越智誠輝理事長から『こども食堂の実態と意義』と題した講演がありましたが、この内容は、私自身こども食堂の見方を”ガラッ”と変えるものでした。

端的にいうと、こども食堂は『子どもの貧困対策ではない。』ということです。こども食堂は、“子どもだけでも来てイイよ”という場所で、大人だけでもいいし、大人と子どもでもいいし、誰でも集える場所なのです。こども食堂に携わる人が、豊かな気持ちになれば何でもいいし、結果は後からついてくるから、肩肘はらず、ハードルをあげず、こども食堂の目的を”あえて決める必要はない“と、説きます。言い換えれば「まずは、やってみなはれ」的な精神だと私は解釈しました。