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茨城県つくば市、五十嵐市長を訪問しました!

茨城県つくば市は茨城県南部に位置する自治体で、人口は25.6万人と尾道(12.8万人)の約2倍。面積はつくば283.72平米、尾道284.88平米でほぼ同じ広さです。

筑波大学、JAXAといった機関が有名なように、市内には150の研究所、2万人の研究従事者、博士号取得者8,000人がおり、国内最大の学術都市となっています。
さらに、つくば市は自治体経営においても全国から注目を集めています。その理由を探るべく、つくば市の五十嵐市長を訪問しました。

【マニフェスト工程のすべてをホームページで開示】
現在2期目の五十嵐市長は1期目から82項目のマニフェストを掲げました。公約の実現に向けた事業内容やスケジュールを示した工程を「市長公約事業のロードマップ」として策定し、1期目は、「達成」と「順調」で90.4%という成果を実現。それを受け、2期目は135項目のマニフェストを掲げています。一つ一つのマニフェスト工程といった細かい情報までホームページに開示されており、この丁寧さには正直驚きました。https://www.city.tsukuba.lg.jp/mayor/1002252.html

【スマートシティへの挑戦】
また、つくば市は昨年、国から「スーパーシティ型国家戦略特別区域」として区域指定されています。学術都市という側面もありますが産学官が連携して、令和元年には「つくばスマートシティ協議会」を立ち上げています。インターネット、生成AIの時代ですから個人情報、著作権など様々な整備が必要で、その先頭を走っています。さらに、インターネット投票の実現についてもトライしていると伺い、かなり前衛的な取り組みをされている印象を受けました。

【アナログ対応で市民の声を拾い上げる】
一方で、市役所の受付にあったハガキにも目がいきました。「市長へのたより」という名前で、郵便ハガキで自由に市政に提案・意見を伝える仕組みが用意されています。アナログでかつ細かいことですが、「市長へのたより」はすべて市長が読んで、必要に応じて回答をするそう。そのことからも、五十嵐市長が市民の声を聞こうとする姿勢が現れていました。尾道にとつても参考になることなので、取り入れるために私も行動していこうと思います。今日は、短い滞在でしたが五十嵐市長の表情からはつくば市の元気のよさが伝わってきましたし、市の職員の皆さんがイキイキしていたのが印象的でした。つくば市、五十嵐市政の取り組み、今後も注目していきます。それにしても、市庁舎からみた筑波山、とっても綺麗でした。

 

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